平成28年3月日録(上旬)

3月1日 火曜日

 晴れ。

 北風が強く吹き寒い。そのためいつも朝にする散歩を止める。寒さのせいかもしれないが、寒気もしている。調子が良くない。
 昨日から吹いている北風のため、隣にある駐車場の隅に吹きたまっていた落葉が風で流され、庭にたまっている。それを見てしまったので、仕方なしに庭掃除をするが、寒くなってほどほどで止める。
 無性に南木佳士さんの本が読みたくなった。出来ればエッセイがよかったのだが、手元に読む本がない。自選短篇集を引っ張り出し読み始めるた。


3月2日 水曜日

 晴れ。

 中央図書館へ行ってみる。本を4冊借りてくる。

 南木佳士さんの『熊出没注意 南木佳士自選短篇小説集』を再読し終える。

 夕方予習しておいたNHKの「100分de名著」司馬遼太郎スペシャルを夜見る。


3月3日 木曜日

 晴れ。

 国立がんセンターへ付き添いで行く。抗ガン剤の効果が出て来たので、次のステップである放射線治療の説明を聞いてくる。
 その後神田の三省堂本店へ行き、南木佳士さんの自選エッセイ集を購入する。昨日短篇集を読んだので、どうしてもセットで出版されたこのエッセイ集が欲しくなったのだ。

 自宅の最寄りの駅でケーキを買う。いつも買っているシャトレーゼがものすごい人だった。よくよく考えてみれば今日は雛祭りである。ケーキを買ってお祝いするママさんたちがいるわけである。
 仕方がないので、近くにある昔からある地元のケーキ屋さんでケーキを買った。こちらはガラガラであった。この店大丈夫なのだろうか?

 私が寝起きしている1階の居間にも、孫が飾るのを手伝ってくれた、娘の雛人形が飾ってある。この雛人形本当はガラスケースに入った三段飾りだったのを、お内裏様とお雛様だけ残してあって、それを飾っている。
 正直なところ気に入っている。季節の行事としてこういうのはアクセントとなっていいもである。
 これが終わったら、今年は息子の5月人形を出してみようかと思っている。


3月4日 金曜日

 晴れ。

 庭のサツキに今年初めて肥料を施す。新芽がたくさん出ている。シャコバサボテンは剪定を兼ねて悪い葉を取り除く。温かくなったので鉢を外へ出す。
 花粉症がひどい。眼が痒く、鼻水が止まらなくなる。

 真山仁さんの『そして、星の輝く夜がくる』を読み終える。


3月6日 日曜日

 くもり。

 3日遅れの孫の雛祭りを娘のところでする。娘のところへ行くのは1年ぶりか。押上駅で待ち合わせ、スカイツリー・タウンで例年のようにケーキを買う。孫は娘とお揃いで、生意気にも春のトレンチコートを着ている。なかなか似合っていたが、最近の子どもはおしゃれなもんだ。
 押上駅前はスーパーのLIFEとニトリが出来た。その関係で駅前の様相が変わって、一瞬方向がわからなくなった。
 娘が結婚して押上に住むようになって、その後スカイツリーの建設がはじまって、ツリーがどんどん高くなっていく様子を見てきた。それに伴い街も装いを新たにしていく姿を見てきた。その変化にここを訪れる度に驚く。これからもこの街はどんどん変わっていくのだろう。ちょっと駅を離れて歩いていると、更地と建設があちこちで見られた。

 真山仁さんの『雨に泣いてる』を読み終える。


3月7日 月曜日

 久々に雨らしい雨が降り続いた。

 杉浦日向子さんの『隠居の日向ぼっこ』を読み終える。


3月8日 火曜日

 晴れ。

 昨日とはうって変わって良い天気であった。しかも気温も上がって20.8度になった。
 午前中病院に行き、薬をもらって帰る。マイスリーもなくなったので、処方せんに書いてもらう。
 午後からは天気もよく、温かかったので、窓を大きく開けて、座椅子を持ち出し、そこで本を読み始める。心なしか鳥の鳴き声も明るく聞こえてる。花粉症が気になるが、多少鼻がむずむずするものの、外に出ているほどじゃない。花粉症はアスファルトを歩いている時とか、地下鉄の構内とか、どちらかと言えばそちらにいる方が症状が強く出る。家の前が雑木林なので、花粉が地面に落ちても舞い上がらず吸収されるんじゃないか、と思ったりする。
 ここのところからだの調子が今ひとつだったので、こうして外のと空気を入れ、陽に当たるとからだの調子が良くなっていく感じがする。

 杉浦日向子さんの『杉浦日向子の食・道・楽』を読み終える。


3月9日 水曜日

 雨。

 昨日は暖かたのに、一転して真冬の寒さになる。

 今年は暖冬だと言って暖かい日があったり、急に寒くなったり、体調の管理が難しい。今日なんかも、毎日日課にしている散歩に出られないから、からだがあちこちぎくしゃくしている。こわばっている。珍しく肩が凝っている。
 たかが1時間程度の散歩なのだが、これは私が日々過ごすにはからだを良いようにほぐしている。それに庭の手入れが加われば、いい運動になる。それが出来ないから、からだの不調感がある。
 今年ほど春が待ち遠しく思うことは、これまでなかった。花粉症に毎年悩まされるが、それでも早く暖かくならないかなあと強く思う。
 これまで生きてきた中でこう感じたのは初めてだ。これまで同じ冬を当たり前のように過ごしてきているのに、今年はやけに天候不順、寒さがやたらこたえる。おそらく歳をとったせいだ。そしてこれから先ますますその思いが強くなるのだろう。そう思うと、早く暖かくなれ、と願ってしまう。


3月10日 木曜日

 くもり。今日も寒い。

 図書館で借りてきた本を返しに行くのと、新たに予約していた本が2冊入ったというので、もう1冊追加して3冊借りてきた。 
 私のベッドの横には読もうと思っている本が、今読んでいる本とは別に置いてある。この山がいつまでたっても減らない。やっと図書館で借りてきた本を全部読み終えて山が小さくなったと思ったら、また3冊追加される。
 まあ読みたい本が身近にあるというのは、私にとって幸せなことなので、多少鬱陶しさはあるものの、その山を眺めている。

 南木佳士さんの『猫の領分―南木佳士自選エッセイ集』を読み終える。


3月11日 金曜日

 くもり。

 今日も寒い一日であった。今日は「あの日」から5年の目の日である。あの日も寒かった。
 今日は一日、震災関連ニュースをテレビで見ていた。
 午前中、震災1年後にまとめられた地震の様子、津波のすさまじい映像を録画しておいたのでそれを見ていた。このビデオは震災1年後ということで、まだ映像は被害のなまなましさを残している。しかし今日見た5年後の映像はリアルな津波の映像ではなく、復興していく姿を描くことに各局重点が置かれていた。

 きっとそれでいいのだろう。

 私は午前中地震の映像、津波の映像を見たのは、多分今日放送される番組は復興していく姿を描くであろうから、それはそれとして、一方で自然災害の恐ろしさを改めて思い出したいと思ったからだ。そうすることで自然の脅威を自身忘れないようにすべきだと思ったのだ。そしてこの録画された映像は来年も「この日」見るようにしたい、と考えている。
 午後2時46分、私はテレビを映像とともに、頭を垂れた。


3月12日 土曜日

 くもり。

 相場英雄さんの『震える牛』を読み終える。面白かった。


3月13日 日曜日

 くもり。

 なんだかいつまで経っても寒くどんよりした日が続く。

 真山仁さんの『海は見えるか』を読み終える。


3月15日 火曜日

 晴れ。

 何と11日ぶりに太陽の陽が出たという。太陽が出ると陽が長くなったなあ、と思う。しかし今日は北風が強かった。お陰で花粉症がきつい。薬のお陰でなんとかくしゃみがおさまっているが、鼻はむずむずする。目が痒くて仕方がなかった。こういうとき本を読むのはつらかった。
 目もつらかったが、昨日から腰が痛み始めた。ここのところ腰の痛みから遠ざかっていたので、本を読むのにこれも困った。昼間は湿布を貼って、腰を気遣いながらベッドに横になって本を読んでいた。途中何度か目薬をさす。
 
 孫とチューリップと一緒に植えた水仙の蕾がほころび始めた。黄色い花びらが見えてくる。これから暖かくなると言うから、近いうちに咲くだろう。

 山口瞳さんの『元日の客』を読み終える。
by office_kmoto | 2016-03-16 05:48 | 日々を思う | Comments(0)

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