平成28年4月日録(下旬)

4月16日 土曜日

 曇り。


 熊本の地震はその規模を拡大している。何でも今日の未明の地震が本震で、昨日の地震が前震だったらしい。とにかく早く収束してほしいものだ。

 電気を東電から東京ガスに今日変更の手続きをする。来月25日から変更となる。

 何だか今日は立ちくらみがする。ここのところ何度か同じ状態になる。そのため今日は午後から横になる。


4月17日 日曜日

 雨、強風、後晴れ。

 今日は結婚記念日である。もう33年となる。


4月18日 月曜日

 曇り。

 昨日の強風で庭がひどい状態になっている。その掃除を今日しようと思ったのだが、隣の雑木林の剪定が造園業者によってワゴンの付いたクレーンに上がって行われる。大がかりであった。切られた枝が庭にも落ちて。掃除どころじゃなくなってしまった。業者の人が気を使ってはいるものの、満開のつつじに大きな枝が直撃してしまう。いくつか花が落ちてしまった。しかしこれは仕方がない。
 お陰で我が家の庭は日当たりが良くなったし、玄関先も明るくなった。
 結局庭の掃除は諦め、家の裏の掃除をやった。ちょうど庭いじりをしていた裏の奥さんから話しかけられ、サギソウの鉢を一鉢頂く。どんな花が咲くのかネットで調べて見たら、鳥のサギみたいな花を咲かせるようだ。何でも8月10日頃に咲くという。やけに日付に細かいのに笑いそうになる。
 最近またその隣の空き家が騒がしい。年寄りが数人集まって何だか庭をいじくり回している。裏の奥さんと話していたら、江戸川総合人生大学を卒業した人が代表になって地域活動をしていると、名刺を頂いた。なんでもその空き家を借りて地域活動の場にすると言っていた。それで年寄りが集まっているのかと納得する。昨日、植木鉢をものすごい数運んで来ている人がいて、数鉢頂いた。
 庭の掃除は明日することにする。何だか今日は予定が狂ってしまい調子外れの一日であった。

 そういえばクロアゲハが咲いているつつじの花の蜜を吸いに来ていた。ブログで検索してみると去年は25日にやって来ている。(こういうときこの日録は比較できるので楽しい)今年は少し早いようだ。

 田辺茂一さんの『わが町新宿』をやっと読み終える。


4月20日 水曜日

 晴れ。

 午前中、床屋に行き、その後コーナンへまた赤土を買いに行く。猫額庭主人としては、庭の土が細っているのが、気になって仕方がない。おそらくこの家が出来て、庭の土に関しては何もしていないはずだ。
 雨が降ると、水たまりができる箇所がいくつかあり、そこがあるべき土が減っていることがわかる。今まで30ℓ足しているが、今日新たに30ℓ買ってきて、それを加える予定。その準備などして、午後の時間を使ってしまった。明日は天気が悪いようだから、明後日以降土を足していこうと思っている。
 コーナンで土を買った時に日々草とインパチェンスの種が安かったので買ってみた。プランターに蒔いてみようと思っている。

 テレビの天気予報を見ていると、日本各地で中継していて、いま時期の草木の様子を伝えてくれる。その時の草木の名前も教えてくれるのだが、今日は春もみじのことを教えてくれた。実は我が家にも1本もみじがある。このもみじ春に葉が赤くなり、そして黄色から緑に変わる。私が知っているもみじの葉とは逆なのだ。不思議に思っていたが、春もみじはそうらしい。また一つ草木の名前を覚えた。
 それにしてもここのところこの日録、園芸日記みたいになっている。


4月21日 木曜日

 曇りのち雨。

 午前中引き続き庭の整地を行う。
 昼からイオンに行く。これから使う掛け布団を買う。一度羽毛布団を使ってしまうと、それまで使っていた布団が重く感じて寝苦しくなってしまったのだ。
 あと来週に孫の誕生日会があるのでプレゼントとして洋服を購入。
 結局不眠症気味もたたって、フラフラになってしまった。家に帰ってきても何も出来ず、本もなかなか読めずにいる。ぐずぐずしていると図書館の返却期限が来てしまうので、少々焦っている。


4月22日 金曜日

 晴れ。

 今日もコーナンへ行く。ここのところコーナン通いが続いている。とにかく庭の土が足らないのだ。一度気がつくと、地面気になって仕方がない。ここは今回徹底的にやろうと決めたのだ。
 午後から二階の押入の整理をする。ここもひどい状態になっている。とにかく何でも詰め込んで、そのうち何が入っているのかわからなくなってしまっている。もう何年も使わず、あることさえ忘れてしまっている。
 考えてみると、この家が出来て28年。この家で子どもを二人育て、家族四人で暮らしてきた。その時々必要なものであっても、そのうち要らなくなってしまうものがたくさんある。その都度処分していけばいいのだろうけれど、そのものたちには想い出という厄介なものがくっついているものだから、なかなか捨てられない。
 今回子供たちが作った作品は残しておくこととして、バッグや服、布団など思い切って捨てる。そうしたらゴミ袋10袋になってしまった。これで押入の片面だけだ。もう片面が残っているが、これも近いうちに整理する予定。

 庭に整地にしても、家の不要品の処分にしても、このまま何もせず残しておけば、我々がいなくなったとき、残った者が処理するのは大変であろう。ちょっとした生前整理である。まだ早いかもしれないが、歳をとって様々な物を抱えているのも厄介である。これからはもっともっとすっきりと環境整理をして、身軽な生活をしたいものだと思う。それも出来るうちにやっておかないとならない。まだまだこの家には処分しなければならないものがたくさんある。


4月23日 土曜日

 曇りのち晴。

 近いうちにと言っていた残った押入の片面の整理を続けてやる。捨てる物がまた10袋ほど出る。今日、昨日出したゴミを収集してもらったのだが、さらに昨日より増えてしまった。
 まったく我々夫婦はものを抱えるものだと呆れてしまう。もうこれからは出来るだけシンプルに生きたいと二人して思うのであった。

 立川談志さんの『酔人・田辺茂一伝』を読み終える。


4月25日 月曜日

 晴れ。

 久しぶりに散歩でよく歩いた。お陰で体調がいいようだ。
 また園芸日記となる。
 つつじの花が終わった後は花びらが枝や葉にひっついてしまい、汚らしい。それをこまめに取り除く。今年は多く花が咲いた分、大変だ。数日かかりそうだ。
 庭の前の私道の掃除の後、側溝に落葉が詰まっていたので、その掃除もする。
 以前梅の木が欲しい、と書いた。そのウメの苗木が値引きされて売り出されていたので、買ってくる。自分で買った木はこれが初めてだ。青いウメの実が二つ付いていた。明日庭に植える予定。

 このように春は何かと忙しい。とてもゆっくり本を読んでいる暇がない。そういっても毎年この時期に発売される東京バンドワゴンの新刊が入荷したとメールで連絡があり、店に買いに行く。毎年楽しみにしているので、早く読みたい。

 東京オリンピックの新しいエンブレムが決まった。最終候補として4つデザインがあったが、決定したエンブレムは予想外といっていいかもしれない。下馬評では一番人気がなかったようだが、実際決まってみると、案外いいかもしれないと思えてくるから不思議だ。
 ところで今日3時に発表されるはずだったのに、テレビではそれ以前に結果が速報をで流れてしまっていた。情報が漏れたのか、それともフライングなのか、テレビのワイドショーでは出演者が発表以前に結果を知ってしまっているので、会見模様を茶番劇のように言っていた。確かにおかしいものだった。


4月26日 火曜日

 晴れ。

 夕方風呂に入り一日の汗を流した後、窓を開けて外の風を部屋に入れると、気持ちがいい。花粉症も収まりいい季節となった。まだ日が暮れたばかりなので、外は明るい。隣の雑木林で何の鳥かわからないけれど、鳴き声が聞こえる。すぐ近くまで来ているのが確認できる。
 今日は一日よくからだを動かした。午前中、散歩、庭にある南天の移動、そこに昨日買ってきたウメの木を鉢から庭に植え替えた。つつじも花が終わったのを取り除くと同時に剪定もした。
 午後からドンキホーテへ行き、私専用の自転車を買う。自転車は欲しかった。ここのところ息子の自転車を借りてコーナンへ行ったりしているのを見て、妻が自転車を買ったら、と言ってくれたので、気が変わらないうち買うこととなった。
 ドンキには近所に住んでいる人が自転車売場の担当をしているので、その人のところで買うことにしたのだ。ちょっと安くしてくれたし、ワイヤー式の鍵もおまけで付けてもらった。
 これでちょっと遠出が出来る。中央図書館など歩いて片道30分程度かかって行ってきたが、今度は自転車で行ける。もちろんコーナンも。ママチャリに毛の生えた程度の自転車だが、サイクリングもいいかもしれない。楽しみが増えた。
 そうそう散歩で久しぶりに近くのブックオフへ行ってみた。そうしたら南木佳士さんの『海へ』を108円で見つける。初版本でまったく読まれた形跡がない。裏表紙を開くと鉛筆で「新本800円」と書いてある。多分古本屋で売っていたものだったのだろう。それがそのままブックオフに流れて来たようだ。
 ゴールデンウィークにはブックオフでは本20%オフのセールをやるようだが、108円ならそれを待つまでもなく、すぐレジへ向かう。
 探している本が見つかった時は、いい日に思える。今日はいろいろな意味でいい日であったな、と風呂上がりに外の風を受けながら思った。
 この後、図書館で借りている本を読んで一日を終えるつもりだ。


4月28日 木曜日

 雨。

 ガブリエル・ゼヴィンの『書店主フィクリーのものがたり』をやっと読み終える。

 今日は孫の5歳の誕生日であった。


4月30日 土曜日

 晴れ。

 孫の誕生日会をやる。娘のところでも誕生日パーティーをやっているようだが、それとは別に我が家でも誕生日パーティーをやっている。義理の妹も来てくれ、みんなで孫の誕生日を祝う。プレゼントも一杯で、孫はご満悦であった。
 早いもので孫ももう五歳である。その分我々は歳をとったわけだ。
by office_kmoto | 2016-05-02 07:57 | Comments(0)

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