平成28年5月日録(上旬)

5月1日 日曜日

 晴れ。

 孫とこれも恒例となっている朝顔の種を蒔く。

 昼、義理の妹は大阪へ帰って行く。昼飯をみんなで食べた後、時間があったので、妻と義理の妹、娘、孫でデニーズの横にあるセガのゲームセンターでプリクラを撮っている。妻たちは初めてのプリクラで楽しそうにやっていた。
 私は昔娘や息子が小さかった頃、一度プリクラで写真を撮ったことがあるが、その時から較べて操作も細かい。出来上がった妻たちの写真の顔は今風の女の子ので、どう考えてももりすぎであった。みんなで写真を見て、大笑いであった。私は妻に「葬式の写真に使うか?」と皮肉ると、義理の妹に大受けであった。
 妻たちを待っている間に、久しぶりにクレーンゲームをやってみた。昔酔っ払ったときに会社の同僚とやって以来かな、と思う。孫がいるのでお菓子を取るゲームをやったら、なんと1回でうまい棒が10個も一度に落ちてきた。
 それを取り出し口から取り出すのが恥ずかしい。うまい棒を10個も抱えている姿は還暦間近のオヤジの姿じゃない。とにかく早く何とかしたいので、うまい棒を抱えつつ景品を入れる袋を探す。それを袋に入れた後、周りを見渡して知っている人間がいないことを確認してしまった。
 夕方娘たちは帰って行った。みんなでわいわいやっている時はわからないが、人が帰っていった後は、案外淋しいものだ。

 夜、録画しておいた「ブラタモリ」を見ようと思っていたが、疲れているのがよくわかったから、止めて、すぐベッドに横になった。


5月2日 月曜日

 曇り。

 久しぶりに古本を探しに出る。収穫はそれほどなかったが、佐伯一麦さんの本と養老孟司さんの本を買ってくる。
 店で何かあれば、と思ったが、そうそう欲しい本はないものだ。三省堂本店も覗いて、新刊を見てきたが、これといって読みたい本はなかった。
 まあ、読む本はたくさんあるので、しばらくは自分の本棚の本を読み漁ろうと思う。これから本読みにはいい季節だし。


5月3日 火曜日

 晴れ。

 今日から元の生活スタイルに戻すことに努力する。

 小路幸也さんの『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』を読み終える。



5月4日 水曜日

 雨・強風後快晴。

 朝方は嵐のような天気だったが、でもすぐ快晴とめまぐるしく天気が変わった。ただ夕方まで風は強く吹き、庭も玄関先も隣の雑木林から吹き飛ばされた葉っぱなどでひどい状態になっていた。風が収まらないと掃いても同じことになるので、明日掃除をしようと思っている。

マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールーの『煙に消えた男―刑事マルティン・ベック』を読み終える。


5月6日 金曜日

 曇りのち雨。

 花粉症の時期も終わったし、仮に花粉が飛んでいたとしても、今日は雨だから花粉が飛んでいる量は極めて少ないはずだ。しかしベッドで横になって古い文庫本を読んでいたら、やたらくしゃみが出る。不思議に思っていたら、もしかしたらこの文庫本のせいかではないかと思い始めた。
 椅子に座って読んでいる時は何ともなかったのに、横になって読み始めたらくしゃみが出始めたのだ。
 横になって本を読むとき、顔に近くに本を持って来て読んでいる。その時、文庫につているほこりかカビが鼻に入り込むのではないか。しかしこんなこと初めてのことだ。
 確かに読んでいる文庫は古い。昭和58年の第五版で、今から33年前に出版されたものである。本の“天”は完全に焼けていて、その焼けがページまで及んでいる。本棚の一番上に収まっていた。何度か読み直しているので、一度読んでまったく手を付けなかった訳じゃないが、それだけ年数が経っている訳だから、ほこりもカビもあろう、というところである。
 以後こういう本は読む姿勢には気をつけないといけないかもしれない。


5月7日 土曜日

 晴れ。強風。

 マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールーの『蒸発した男』を読み終える。


5月8日 日曜日

 晴れ。

 久しぶりに自転車に乗る。借りた本を図書館に返しに行くついでに、1時間ほど区内をゆっくりと走った。
 ゆっくり自転車をこいでいるうちに、これまで私は自転車を乗る時はいつも急いでこいでいたなあと思った。あるいは急ぐから自転車に乗っていたのかもしれない。
 今日は昨日ほど風は強くなかったが、向かい風の時はこぐのに力がいる。それでも気候も良く、しかもゆっくりとこげばいいので、何だか乗っているうちに楽しくなってきた。こんなふうにのんびりと自転車をこいだのは久しぶりだった。
 歩くにはちょっと遠いけれど、自転車なら行ってもいいかな、という程度のところを走ってみた。区内にはまだまだ知らないところがたくさんある。またちょっとしたサイクリングを楽しみたくなった。

 吉村昭さんの『私の好きな悪い癖』を読み終える。


5月11日 水曜日

 曇り。今日も風が強い。

 父親が大腸のポリープ切除のため病院へ付きあう。その後1日だけ入院して様子を見ることとなった。病室まで付き添う。明日何もなければ午前中に退院する。
 その後、毎月行く自分の病院に行く。ここのところゲップの頻度が激しいこと、そのため夜寝られないことなど訴える。また強めに薬に戻る。マイスリーも余分にもらっておく。何でも食道と胃とのつなぎ目が弛んじゃっているらしく。さすがにこれはどうにもならないらしい。
 妻は昨年左眼が網膜裂孔となって、レーザーで治療をしたが、今度は右眼が同じようになって昨年と同じようにレーザー治療を受けた。もともと昨年先生からもう一方の目もそうなる可能性があることは言われていた。とりあえずこれも問題なく終わったらしい。
 来月は私が大腸の内視鏡検査である。今日はいつもの薬と検査食と2ℓの下剤をもらってくる。これを見るとうんざりしてくるが、仕方がない。
 私の胃腸の不具合と妻の目はある意味“老化”である。二人ともこれと上手く付き合っていくしかない。

 アマリリスが今年も咲いた。

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 アマリリスの鉢はいくつかあるのだけれど、不思議に一鉢しか咲かない。しかも同じ鉢のものだ。他の鉢が花を咲かせない理由が何かあるようだが、今度ネットで調べてみよう。

 山口瞳さんの『卑怯者の弁』を読み終える。

 夜、マイスリーを多めにもらっているので、飲んで横になる。


5月12日 木曜日

 快晴。最高気温も28度という。幸い湿度が低かったお陰で割と過ごしやすかった。

 午前中父親の退院に付きあう。元々一日だけ入院したのも、ポリープを切ったので出血した場合の用心のため。何もないので、即退院。
 私も一番最初に大腸のポリープを切除したときは一日入院した。翌日退院してすぐ仕事に就いたが、出血してかなり驚いたことがあったが。あの時取ったポリープはかなり大きかったから、ちょっと無理をしたかもしれない。
 以後何度か大腸のポリープは取っているが、出血はしないで済んでいる。もちろん念のためにという入院も私はしていない。

 午後からヨーカドーとシマホへ行く。最近衣服はヨーカドーで買うことが多くなった。シマホでは軽量ブロックと赤土を購入。もちろん庭の整地のためである。多分これで終わると思う。
 帰りに環七を走っているとき、変な車を見かけた。スリーポインテッドスターのエンブレムの付いた軽自動車なのである。えっ、ベンツって、軽も出しているの?と不思議に思った。だいたいベンツはヒットラーがアウトバーンをガンガン走らせるために作った車と聞いていたから(正しいかどうか知らないけれど)、そのベンツに軽もあるというのが結び付かなかったのである。その車、変に軽重なのだ。アンバランスといっていいかもしれない。ベンツというあの重苦しさがカラーなのに、それが軽というものにある奇妙さが、違和感としてあった。
 後でネットで調べて見ると一時ベンツでも軽を出していたらしい。(百科事典に載っていないこういう下世話なことはすぐ調べる。もっともこんなこと百科事典に載っている訳がない。でも案外知りたいことって、この程度のことかもしれない、なんて思う。百科事典が役に立たないのもこういう理由だろう)
 ネットでもベンツの軽を不思議に思う人がいるのがおかしかった。さらに調べて見ると、その時の車種にはメルセデスのスリーポインテッドスターのエンブレムは付いていなかったらしく、ユーザーが後付けしているらしい。これも何か物悲しい。
 この時見たベンツを運転していた奴はたばこを持っている片手を外に出して運転していたが、あの運転手も自分でエンブレムをせっせとくっつけたのだろうか、付ける位置なんかあれこれ悩んでね。だったらちょっと笑える。もっともベンツのエンブレムを自分で付けるわけがないか。ベンツのエンブレムが別売りであること自体おかしな話だし。
 ふと、会社勤めをしていれば車に詳しいOさんがいたので、詳しいことが聞けたのに、とも思った。

 南木佳士さんの『海へ』を再読する。


5月13日 金曜日

 晴れ。

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 サツキが二輪咲いていた。私たち夫婦が好きな花を咲かせるやつである。これから赤と白も咲くことだろう。
 また庭の整地を行った。


5月14日 土曜日

 晴れ。

 庭の整地は一端終えたつもりでいたのだが、まだ土が少なくなっているところがあった。今日それを終えて、これで庭の整地は終わりとする。庭に入れた土は100ℓ近くなった。

 山口瞳さんの『禁酒時代』 を読み終える。


5月15日 日曜日

 晴れ。

 我が家の庭は中央に飛び石が置いてある。その両端の土が少しずつ雨に流されて、飛び石と地面に段差が生まれていた。そこに雨水がたまる。それを今回盛り土をして段差をほぼなくした。
 今日は天気が良かったので布団を干し、それを夕方取り込んだとき、飛び石と地面の段差がないことで、足元が安定していることに気づく。
 今までは段差を無意識に気にしていたのだろう。どこかおっかなびっくりしたところがあったのが、それがなくなったので、それが何か心地よい。まさかこんな効果があるとは思わなかった。
 段差といっても2~3センチほどだが、それは飛び石と地面がほぼ同じだとこんなに足元が安定するのだ、と知った。
 私もちょっとしたことでつまずくことがある。自分ではちゃんと足を上げているつもりでも上がっていない。結局歳なのだ。だからこれから先自分の庭でつまずき、転ぶこともあるかもしれない。そのためにも今回の盛り土は良かったのかもしれない。

 サツキが咲き始めているが、今年は去年より花が少ない感じがする。まあ花はこれからなので断定できないが・・・・・。
by office_kmoto | 2016-05-16 06:47 | 日々を思う | Comments(0)

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