平成28年6月日録(下旬)

6月16日 木曜日

 曇りのち雨。

 何故かわからないけれど、都知事の辞任劇をずっとテレビで見ていた。都知事の不祥事が発覚してから、知事の言い訳をずっと見てきて、最終的に辞任するまでの過程を見てしまった。この人のやってきたことがあまりにもみみっちいことなので、ワイドショウにはもってこいの話題だった。それに付きあってしまった。
 で、やっと辞めてくれることになり、元の生活に戻れるようになった。もともとテレビはあまり見ない人なのだけれど、こうして見てしまうと一日の時間を結構使ってしまうものだと感じた。

 15日、イチローがピート・ローズが持つメジャー最多記録の4256安打を抜いた。で、そのピート・ローズはイラだっていたらしい。なんでも「みんなオレをヒット・クイーン(キングに続く2番目に)させたがっている」と言ったという。さらにイチローの記録が日米通算なので、「イチローの記録にとやかく言うつもりはない。彼は野球殿堂入りするような選手だ。だが、日本の記録とメジャーを足すことに意味はあるのか。高校時代の安打も加えることと同じだ」と言い放ったらしい。まあ負けず嫌いのおっさんなのだろう。日本の野球がメジャーより劣っていると言いたいのだろう。なんてケツの穴の小さい奴だ。


6月18日 土曜日

 晴れ。今年最高の33度を記録する。

 娘と孫が来る。


6月19日 日曜日

 曇り。

 娘と孫たちと実家に行く。実家にはプードルがいるが、孫のお気に入りだ。犬を追いかけまわしている。
 昼は回転寿司へ行くが、ものすごい人だ。どうしてなのか、と思ったら、今日は父の日だった。家族揃って回転寿司でも食べようというところなのだろう。1時間近く待たされた。

 孫は今“プレゼント魔”になっていて、似顔絵を描いたり、ビーズなどで小物を作ったりしてはプレゼントをする。しかしプレゼントをするにも孫なりの理由が必要なのだろう。今日は“父の日”だから?ということらしい。もちろん妻にも、実家の父親にも手作り作品を渡していた。自分の名前が書けるようになったことを自慢していた。



6月20日 月曜日

 曇り。

 明日大腸の内視鏡検査なので、昼食からレトルトの検査食になる。おやつはビスコ一袋。美味しくもないし、量も足らない。いつものように動き回ると腹が減るので、朝方だけ庭と玄関先を掃除し、以後一日中ベッドで横になってテレビを見たり、本を読んだりする。
 民放の気象予報士が渋谷のスクランブル・交差点の映像を見て、「みなさん傘を差し出しましたね」と言い方が妙に引っかかる。まあ傘は“差す”なのだから、その行為をし始めたなら“差し出しました”というのもわからない訳じゃないが、この言い方だ傘を差しだして“渡す”みたいになってしまわないか。この場合「傘を差し始めました」がいいのかな、と思った。

 山口瞳さんの『還暦老人ボケ日記』を読み終える。
 夜9時下剤を飲んで、10時過ぎに寝る。


6月21日 火曜日

 雨のち曇り。

 朝方より昨日の下剤が効き出し、3時頃から起きている。
 7時から2ℓの下剤を1時間半かけて飲む。
 10時過ぎに病院に着き、11時頃から検査が始まったようだ。ようだというのは眠らされて記憶がないためだ。
 その後点滴が終わるまで休まされ、12時過ぎに検査結果を聞く。私は人よりも腸がが長いらしい。だから人より“滞留時間”が長くなるので、その分お腹が張ったりすることが多くなるらしい。さすがにこればかりはどうしようもない。
 いつものように薬を処方され、薬局に行って薬を貰う。病院の先生が薬は30日までしか処方できなくなった、ということを言っていた。どういうことなのだろう?長期処方が出来なくなったということか?、と疑問に思いつつ、未だにこんなことが気になるのもおかしいか、と我ながら呆れた。私は調剤薬局とはもうなんも関係ない。


6月22日 水曜日

 雨のち曇り。

 ここのところ本当に天気がすっきりしない。梅雨だから仕方がないのだ、いささか気分も滅入ってきた。
 楽しみにしていた「杉村三郎」シリーズの新刊が届いたと昨日メールで連絡を受けたので、それを取りに行く。これをすぐ読みたいので、読む本を調整していたのだ。さっそく読み始める。


6月24日 金曜日

 曇りのち雨。

 宮部みゆきさんの『希望荘』を読み終える。

 23日イギリスの国民投票の結果EUを離脱することになったが、これが世界に衝撃を与えている。
 ところがイギリス国民もまさか離脱になるとは思わなかったので、離脱に投票しちゃったというバカな話が出て来ている。
 またEU離脱を支持したのが高齢者層で、それが若い世代に不満を与えている。若い世代にとって、自分たちの今後を年寄りに決められちゃかなわない、というものだ。彼等は国民投票の投票権がない世代だ。しかし彼等の言い分はよくわかる。
 スコットランドでは離脱反対の表が圧倒的だったので、イギリスから独立する話さえ出てきているという。そのため国民投票をやり直す話さえ出て来ているという。
 詳しいことはわからないが、EUのそれぞれの国には国の主権がある。その国の上にまたさらに大きな国家みたいなのが乗っかっちゃっているのがEUなのだから、自分たちの国や伝統などに誇りを持っている年寄り世代からすれば、そんなEUの理念は鬱陶しいのだろう。しかし若い世代は現実的だ。今まで享受してきた利益、利便性などなくなるのは困るわけだ。
 でもこれからのイギリスを担うのは彼等なのだから、彼等の考え方も反映しないといけないような気がする。彼等には全体を、未来を考える力がないと言うのは年寄りの偏見だと思う。歳を取っていれば何事も寛容でなければならないよねえ。
 ところでイギリスがEU離脱で、円高が一気に加速し、一時1ドル99円までなった。日本経済の不安が呟かれる。アベノミクスのぼろが出た感じだ。
 私はアベノミクスというのは胡散臭いとかねがね思っていた。アベノミクスを支えていたのは相場だから、それがおかしくなると、意味を成さなくなる。安倍首相がやらなければならないことは、相場に左右される経済再建ではなく、日本の抜本的な構造改革だと思っている。そこから日本経済を建て直して、海外の相場に少しでも左右されない強い体質を作っておくべきだったのじゃないか。根本を間違っている、そんなことを思っていた。


6月26日 日曜日

 晴れ。

 テレビでとんぼが異常発生しているニュースがあった。我が家でも庭のフェンスにとんぼが何匹もとまっていた。まるで羽を休めているように、順番に整列して並んでとまっている。赤とんぼのように見えるが、この時期赤とんぼはおかしいだろう、と思い、ネットで調べてみると、どうやらナツアカネという種類のようだ。アキアカネというのは知っていたが、ナツアカネという種類のとんぼもいることを知った。
 こいつら鈍くさくて、後ろからだと素手で捕まえられる。お前らこんなにまったりしていると捕まるぞ、と思いつつ、捕まえたとんぼを離す。
 子供頃はよくとんぼを捕まえていた。庄野潤三さんの本を読んでそのことを書いた。


6月27日 月曜日

 晴れ。

 昨日に続いて天気が良かった。しかしまた明日から雨になるそうだ。今日は昨日より過ごしやすく、窓を大きく開けて、外の空気を取り入れつつ、扇風機で風の当たれば心地よい。それで本を読んでいる。
 ここのところ山口瞳さんの『還暦老人 憂愁日記』をゆっくりと読んでいたのだが、今日は何とか読み終えてやろう、気合いを入れて読み終えた。
 ゆっくりと読んでいたのは、最近長い時間本が読めなくなってきたということがある。夜など疲れ目で結構本を読むのがつらくなる。老眼なら眼鏡で何とかなってきたが、疲れ目だとどうしようない。やれやれ、ついにこんな風になってきたか。
 今私のベッドの横には10冊ほど本が積み上がっている。読みたい本を本棚から引っ張り出して置いてあるのだ。すべて今読みたい本だ。だけど眼がこういう状態だとすぐ手にすることが出来そうもない。まあ毎度言っていることだが、焦る必要はどこにもないのだから、じっくり読めばいいとは思っている。でもついつい早く読みたいなと思うのである。
 そんなものだから、ここしばらく図書館で本を借りていない。予約してある本は3冊あるし、読みたい本はあるのだが、まずはこの10冊を片付けしまってから、借りようかと思っている。
 そういえば、区の図書館のサイトがスマホで見やすくなった。これまではパソコンで見るホームページをそのままスマホで見る形になっていて、アクセスしても文字が細かい。だから画面をピンチアウトして拡大して見るしかなかった。そのためスマホではほとんど使わなかったのだが、それがスマホ専用画面に変わって使いやすくなった。これは助かる。これからはスマホでも検索など出来そうだ。お気に入りリストも出来て、今借りないけれど、後で借りる予定の本をここに入れて置くことが出来るので有難い。いずれ借りて読みたい。


6月29日 水曜日

 曇り。

 相変わらず天気がすっきりしない。そのせいか気分も滅入っている。考え込むといろいろなことを思い出し、またこれから先どうしていけばいいか答えのない迷路にはまり込んだ感じだ。
 山口瞳さんの日記に「気分がすぐれず、もの悲しい一日」と一行だけ書かれて終わっている日があったが、まさしくそんな一日だった。世の中、まったく厄介なことばかり起こる。


6月30日 木曜日

 曇り。

 相変わらず天気がはっきりしない。どうやら明日から晴れそうだというから、7月になれば、そのうち梅雨も明けて、晴れて暑くなるだろう。とにかくこうした鬱陶しい天気は早く終わって欲しい。でないと今は気分も鬱陶しくなりっぱなしだ。
 山口瞳さんの「男性自身シリーズ」を読んでいるのだが、気分を変えて他の本を手にするが、数ページ読んで先に進まない。しばらくこのシリーズを読んでいるので、この感じに慣れてしまっている。こういうことが私はよくある。とくに気分がすぐれないときは慣れている文章が心地よい。このシリーズあと3冊ある。それと未収録の男性自身があるらしく、それが違う出版社から2冊出ている。あと文庫でこのシリーズの傑作選が2冊出ている。これも読んじゃおうと思っているので、しばらくはこの男性自身シリーズは楽しめる。
 明日から天気はいくらか良くなりそうだ。サツキの消毒をやりたいと思っていたのだが、天気が悪く出来ずにいた。明日それが出来そうだ。たかがサツキの消毒が出来ることをうれしがっているのを我ながら呆れるのだが、まあ、やりたいことが出来ずにいたので気になっていたのだ。

 ここのところ眼の充血がひどくなっている。眼科の先生によれば、これも体質、老化などによるものだと言われた。
 フルメトロンとサンコバをさす。また近々眼科に行って目薬をもらってこないといけない。
 ところでサンコバは何で赤い色がついているんだろう。というのも目薬をさすときどうしてもこぼれてしまい、シャツなどに赤い色の染みが付いてしまう。私のように目薬をさすのが下手な人もいるだろうから何とかして欲しいものである。
by office_kmoto | 2016-07-01 05:32 | 日々を思う | Comments(0)

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